口がでかい。
たまには「楽しそうな悪魔顔」のイールをのせてみようかなと。
最近、散歩中に物をよく落とす。
散歩の途中で食べさせる予定だったレバーとかジャーキーとか、落とすものは大抵おやつだ。
きっと近所の猫たちの栄養になっているのだろう、心当たりの場所に行っても跡形も無い。
近所にはでかくて恐ろしいボス猫がたくさんいる。
たぶんシマ(陣地?)が細分化されているので、1ブロックごとにボス猫に遭遇する。
弱い猫は「シャー!」と威嚇する。これはあまり怖くない。
ボスたちはすぐには鳴かない。
ゆっくり近づくと、ごろごろ寝転んだり丸まったりわざとリラックス姿勢を取る。
なぜかここでイールが「遊ぼう!」アピール。猫に向かって遊びスタートポーズをとる。
場合によっては猫のお尻のニオイをかぐ、という犬同士のご挨拶まで試みる。
ボスはゆっくりと座りポーズに戻り、とても低い声で「ニャー」と1声だけ。
これがとてつもなく恐ろしい。
この声を聞いたら、すぐに逃げることにしている私とイール。
イールはマンガのように足が回転しているもんね。怖くて足カラ回り。
ここで逃げないとどうなるか、
猫の目がカッと見開き、ゆっくりとコチラに近づいてくる、全身の毛を波打たせながら
ハイサラウンドな重低音で
「ニャー。 (ケンカ買います)」
この時点で、なぜか猫が複数匹になっていることが多い。なぜ集まる。うちらカモなのか。怖いよう。
こちらは
「はやくフリスビー投げてくれ! ハアハアぜえぜえ」と息が切れている顔でございます。
獣顔だね。